こころもちろん〜たるをしる

食べることと整理収納が趣味のHSP気味の面倒くさがり屋です。時々、筋疾患持ち息子君とのゆるりとした日常も綴ります。

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忙しいと言うのは恥ずかしいこと

昨日、ブログの更新が途切れてしまいました。

日中手を付けられなくて、夜に文章を作っていたら日付が変わり

更新を諦めました。


そこまでこだわっでなかったのですが

少しショックでした。

そんなにムキになってる訳でもないのですが

1日開くと、それがまた1日、とくせになるので

簡単でも続けて行きたいと思います。

忙しいと言わない

さて、タイトルの件です。

これは私が20代前半。

とある企業で営業として働いていたとき

上司に言われた言葉です。


その会社は離職率が高く平均年齢若め。

当時はけっこう働き方がブラックで

朝8:00に出社し、帰りは終電。


しかし、皆若く歳も近いのでヘトヘトになりながらも

愚痴りながらキャッキャと働いていました。


そんななか、私の上司だけ銀行から転職してきたおじさんでした。


おじさんと言っても、今思えば40代くらいだったと思います。


普段はヘラヘラしているのですが

几帳面で仕事ができる。 

鬼の用な仕事量も、誰より早く出社しこなしていました。


あれは繁忙期のこと

夜8時位を過ぎて、集中力も途切れ

同期や先輩たちとワイワイ騒ぎながら仕事をしていました。


上司はいつものように(というのもおかしいですが)

私の残務処理をしていました。


若くて、調子にノッていた私には

それが当然になっていました。


さすがに堪忍袋の緒が切れた上司が

「◯◯ちゃん!これやってよ!」

とキレました。


ホント、調子こいていた私は

「だって、忙しいんです」

と、まさかの逆ギレ。


すると、上司はスッと真顔になりこう言いました。


「忙しいって、言わないでよ。忙しいのは皆同じだよ。そんな事言って、恥ずかしくないの?」



すっごく、恥ずかしくなりました。


その時の自分も、今までの自分も。



それ以来

「忙しいと言うのは恥ずかしいこと」

この言葉は、強烈に私の中に根付ています。


結婚して、仕事と家事の両立に疲れても

出産してワンオペ育児に途方にくれても

忙しい、のワードを本気で使うことはなかった気がします。


もちろん、それで自分を追い詰めて潰れてしまっては元も子もないので

友達に笑いを交え愚痴るとか

適度なガス抜きは必要だと思います。

ただ、

「自分は忙しい」

の言葉にとらわれると

相手もそうであることに気がつけなくなってしまう。

夫婦間の

「自分ばっかり」

しかり。

保育園ママと幼稚園ママの

「幼稚園は(または保育園は)楽でいいよね」

しかり。

自分がそうであるように、

相手もきっと頑張っている。


実際は、程度の差があるんでしょうけど

そもそも世の中は理不尽で不平等です。


その不平等さに目を向けるよりも

自分に恥ずかしくないように

ベストを尽くして生きることが

結果自分を楽にするのではないかと私は思います。

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