こころもちろん〜たるをしる

食べることと整理収納が趣味のHSP気味の面倒くさがり屋です。時々、筋疾患持ち息子君とのゆるりとした日常も綴ります。

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昔は知らない人に話しかけられる事が多かったなと思いだした件

私が愛読しているブログにて

知らないおじさんにタバコをくれと言われた件

という記事を読みました。

面白く読ませてもらって、


そういえば自分は若い頃、よく知らない人に話しかけられたなぁ

と思い出しました。

パッと思いついたエピソードをご紹介します。

フリスクめぐんでくれエピソード

あれは20代前半。

都内で営業の仕事をしていた私は

昼下がりの山手線に揺られてアポ先に行く途中でした。

車内は比較的空いていたのですが

新大久保あたりで私の隣に

くたびれたおじさんがどかっと座りました。

なぜ、隣に・・・?

席、だいぶ空いてますけど・・・?

しかもなんか臭うし、やだなーとおもいつつも 

席を移動するほどではなかったので

そのまま、ぼんやりとフリスクを食べたりしていました。


すると、

「おねぇちゃん、ソレなんだい?」

おじさんが話しかけてきました。


明らかに私に、言っているので

無視するのも失礼だし

フリスクです、あ、えっーと、スーッとするミントみたいな。」

と、説明。

するとおじさん

「それ、ちょっとめぐんでくんねぇかな。」

と、言ってきました。


なんか断れる雰囲気でもないので、

3粒程わけてあげました。

するとおじさんは、

「ありがとなー。オレ、これから仕事の面接なんだけど、飲んじゃってさぁ。臭い、気になんだろ?助かったよ。」

と照れくさそうに笑い、池袋で降りていきました。

おじさん・・・面接前に飲んじゃだめだ・・・

フリスクじゃごまかしきれんよ・・・

と心の中でツッコみながらも

働きたいって意志はあるんだし

それは立派なことだよ。

面接、ファイトー!

とささやかなエールを送ったのでした。

歳をとって話しかけられなくなった

昔は本当に色んな(とりわけ特殊な)人に話しかけられた気がします。

最近は、めっきりそうゆうこともなくなりました。

子連れの事が多いし、都内に行かないのが大きな原因かと思われますが

自分のまとっている雰囲気に

柔らかさがなくなってしまったのもある気がします。


たまには若い頃のように

ぼーっと散歩したり、

電車にゆられてウトウトしたり

頭空っぽな感じで過ごしたいなぁ

なんて思いました。

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