こころもちろん〜たるをしる

食べることと整理収納が趣味のHSP気味の面倒くさがり屋です。時々、筋疾患持ち息子君とのゆるりとした日常も綴ります。

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息子君、支援学級入学への道③〜教育センターとのやりとり前編

さて、息子くん支援学級入学への道〜教育センターとのやりとり前編です

前回までは

先天性ミオパチーという病気の疑いのある我が家の息子君が
・支援学級入学を視野に入れたきっかけ
・学校選び

を記事にしました。

今回は、入学決定までに欠かせなかった
教育センターとのやりとり
について記そうと思います。
長くなるので、前編・中編に分かれます。


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年長になって訪れた教育センター

「年長になればいつでも相談に来てください
と言っていた教育センター。

年長になり少し経った頃、電話をすると
「支援学級の説明会がありまして、○月○○日と○月○○日です」
とのこと。

年長になったらいつでも来てください、と言っていた割には
日にちが決められている
・・・。

どうしても行けなかったので、なんとか他の日を調性してもらい、
息子くんと旦那氏と3人で教育センターを訪れました。

しかし。

その日にした事は
・登録カードを書いて
特別支援学級の概要をプリントでみせられ
・「私達はいつでも相談にのりますから」 
と、ニコッと笑われた
だけ。

実がない・・・


2回目は、息子くんと2人で訪れ
息子くんの様子をみてもらい
産まれてからの成長記録をまとめたものを提出しました。

成長記録とサポート手帳

教育センターに提出した
成長記録
なのですが、息子君が4歳くらいの時に自分でEXCELにてつくりました

内容としては

①息子君の成長、発達の様子
②通院、リハビリ、療育、通園の様子
③けいれん持ちなので、けいれんを起こした時の様子

これを時系列でまとめました。

なぜこれを作ったかと言うと

・市の幼児健診
・療育の手続きで役所を訪れる際
・療育施設を初めて訪れる際

何度も同じ事を聞かれ書かされるので
少しうんざりしたから
です。

同じような、悩みをお持ちの方、
一度まとめておくと便利です。 


また、埼玉県には同じような役割を果たす
「サポート手帳」
という冊子もあります。 
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主に発達障害の人向けの手帳で
小さい頃から大人になるまでの様子を親が綴っていくのですが
発達障害でなくても、もらうことができます。

これもあれば、同じ事を何度もきかれる煩わしさが減ると思います。

↓中身の1例です。
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教育センターより、息子くんのオススメ学級通知

教育センターに就学相談に行くと、その後の流れとしては
ざっくり言うと下記のような感じになります。


■教育センターで子どもの様子をみる。
(教育センター員、臨床心理士それぞれ別個の対応で、複数回)

■専門家や元教員などで構成されたメンバーが、
該当の子が通っている幼稚園や保育園に普段の様子を視察に来る

■必要に応じ子供はWISK等の知能テストを受ける

■上記を総合的にみて、通常学級、支援学級どちらが良いか
または支援学級なら「知的クラス」「自閉・情緒クラス」どちらが向いているか
教育センターとしての提案を通知


あくまで、提案なので
「支援学級が向いている」
と提案されても、
「支援学級に入学しなければいけない」
というわけではありません


最終的な判断は保護者に委ねられます


我が家は2年間かけて調べてきて
また、息子くんの成長の様子をみて
「支援学級に通うほうがいいな」
の前提で教育センターに相談してますので
毎回、はいはいと話を聞いていました。


ご家庭によっては
親が
「うちの子は大丈夫!」
 と子供の抱えている問題を認めなかったり

祖父母が
「世間体が悪い!」
と支援学級入級を認めなかったり、大変なこともあるようです。

また、母親が支援学級に入れたくても
夫や祖父母が反対して、ママだけ孤立してしまったりすることもあるそう。

そのことは療育で一緒のママさんが
悲しそうに話してくれました。


我々夫婦は
「息子くんが安全に楽しく生きていくためのサポートとして、何が良い選択か」
を基準として考えているので
そのへんは意見が一致していて良かったなと思います

祖父母に関しては昔の人間なので
はじめは
「普通学級でいいんじゃないの」
と言っていましたが、

最終的には、
「息子くんが楽しければ何処でもいいよね」
と気持ちは変わったようでした。

次回は
「息子君、支援学級入学への道〜教育センターとのやりとり後編」
に続きます。

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