こころもちろん〜たるをしる

食べることと整理収納が趣味のHSP気味の面倒くさがり屋です。時々、筋疾患持ち息子君とのゆるりとした日常も綴ります。

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先天性ミオパチー疑いの息子君、保育園事情〜保育園探し編

我が家の息子君は、1歳半から保育園に通っています。
出産前の勤務形態はパートでしたが、育児休暇を頂き、当初は1年間で仕事復帰する予定でした。
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保育園探し時の息子君の様子

しかし産まれてきた息子君は、なにやら成長がごゆっくり。

市の運動発達相談→市民病院の神経外来→筋肉の専門医がいる現在の病院

の診察と検査にて、
どうやら筋肉のなにかしらの病気であろうことが分かりました。
お時間があればこちらの記事も読んでみて下さい。
www.cocoromochiron.com


勤務先からは息子君が10ヶ月位のときに復帰の打診があったのですが、病気を理由に復帰を先延ばししてもらいました。

保育園探しは、1歳過ぎ頃から準備を始めました。

保育園は一時保育を利用し、時短で働こうと思っていました。

当時は電車通勤をしていた為、駅チカで検索。
一時保育を行っている保育園は、限られています。
幸い駅の近くには比較的多くあったので問い合わせをしてみました。

ちなみに、その時の息子君の様子は
・お座り→できない
・離乳食→食欲はあるが自分では食べられず
・ハイハイ→かろうじてズリバイ
程度でした。

保育園への問い合わせと返答

ひとつめ…子育て支援に通っていた私立の保育園
顔見知りの保育士さんがいたので、まずはここに相談。
先生から息子君の成長の様子を聞かれたり、こちらから心配事を話したり。
けっこう長く話したと思います。
でも、最後に言われた言葉は

「今、人員が不足していてちょっとうちでは力になれないかも」

予想外でしたが、確かに先生が数人退職すると聞いていましたので、さもありなん。と軽く納得しました。

2つめ…こちらも駅チカの、歴史の長い私立の保育園

電話にて息子君の状態を話すと、やはり「お子さんを連れて一度来てみてください」と言われました。
そこでも、長々と話した後に言われた言葉は
「本当に力になりたいけど、人員の関係でうちでは難しいです。本当にごめんなさい。正直私立はどこも難しいと思いますよ。まずは、市役所に相談してみては」
とのこと。

3つめ電話問い合わせ
軽くショックをうけつつ、もう一箇所だけ駅チカ私立保育園に問い合わせてみました。

そこでは、電話で話をきくなり
「最低でもおすわりができで、自分でご飯を食べられないと預かれません」
とのこと。
ん?最低ってどういうこと?
まぁ言葉のあや、でしょうが、そんな保育園はこちらから願い下げです。

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市の保育幼稚園課に相談〜決定まで

ここで、駅チカ私立はあきらめて市役所に相談に行くことにしました。

と言うか、市役所には始めに相談してます。
こんな病気の息子君、一時保育で保育園に入れたいけどどうでしょか?
的な相談です。

その時の答えが
通常保育であれば、申請して加配を(先生をひとり)つけることができるが、一時保育ではその制度の適用がない。各保育園に相談を。
とのこと。
で、各保育園に相談した次第です。

結果、惨敗
そして振り出しの市役所に、戻ってきました。
しかし今回は「私立は無理、公立に入れるよう市役所に要相談」の切り札を持って。

そうして事情を話すと、市役所の担当者は我が家から一番近くの(でもかなり遠い)公立園へ連絡してくれました。
そして再度私から保育園へ連絡し、相談する様に言われました。

ドキドキしながら電話をすると、
「はいはい、聞いてますよー。ご都合の良い時にお子さんと来てください」
とのこと。 
そして、実際に園に足を運ぶと、少しだけ話した後に
「うん、大丈夫だと思いますよ。ま、様子をみながら少しずつ慣れていきましょうね」
と快諾してくださいました。

今はまでとの違いに拍子抜けです。
今思えば、
・園長先生の人柄 
・公立は10数年前から加配の制度を取り入れており、問題を抱えた子に慣れている
・公立は人員を確保し易い
この点が大きかったと思います。

かくして息子君は1歳半から一年半、一時保育にてこの保育園にお世話になることになりました。
その様子はまた後日記事にしたいと思います。

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保育園選びのポイント

その後、3歳から通常保育に切り替えるにあたり、再度保育園探しをしました。


このときは、公立3園、私立3園を見学しました。
保育園の選考は、勤務時間+加点要件による優先順位で決まります。

希望してもそこに入れるとは限りませんので、多くの園を見学するのは無駄のようにも思えます。

でもやはり、見学は必須だなぁと感じました。
園によって対応や雰囲気はかなり異なりました。

実際に通うとまた違うのかもしれませんが、あらかじめ見ておくことは大切だと思います。

見学の時に、ちゃんとこどもの様子をみていて、声掛けしてくれる保育園が良い保育だと感じました。

あとは絶対条件として、人員が足りているか

普段から子育て支援などに参加し、先生と顔見知りになれば、保育園の様子がわかります。

また、口コミも有力情報なので、地元で働いているのならば先輩ママへの情報収集は必須だと思います。

そして「どうぞうちにいらしてください」という気持ち。
あ、下手に出て欲しい!とは違いますよ。

息子君の場合、通常以上に安全面において注意が求められ、保育園に少なからず負担をかけます。
だからといって「手がかかるし、嫌だな」と言う様な気持ちで預かって欲しくは無いわけです。

安請け合いでない、ウエルカムムードを出してくれるところにこそ、安心して預けようと思えました。

ちょっとでも、尻込みしたり「うちは無関係」という雰囲気を出すところは検討外だなと思いました。

就学前までの数年ですが、子供が長い時間過ごす場所。
安全で楽しく毎日を送れるように、よりよい場所を探してあげたいですね。

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