こころもちろん〜たるをしる

食べることと整理収納が趣味のHSP気味の面倒くさがり屋です。時々、筋疾患持ち息子君とのゆるりとした日常も綴ります。

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父親が実感できないであろう、子育てで大変なこととは

息子君、この冬2回目の嘔吐下痢症を発症しました。

嘔吐下痢症。
いろんな意味でやっかいな
ママ的に勘弁してもらいたい病気の最たるものではないでしょうか。

年齢が低いほど
急に、そしてところ構わずゲボっとしてしまう。

床なら吐瀉物の処理もさほど大変ではないのですが、
布製品→カーペット→布団→ソファ
の順くらいに
吐かれると、気が遠くなる度合いも大きくなります。

ひどいと脱水症状を起こしますし
その関係でも気を貼ります。

嘔吐下痢症の介抱をばぁばに任せて気付いたこと

まさかのシーズン2回目の嘔吐下痢症に
なんてこった!」
と、倒れそうな気分になりましたが
今回はもう「お腹張りっぱなし限界妊婦」の私。

ちょうど来てくれていた母が
介抱の殆どをしてくれました。

そして今回感じたことは

すごい、楽

もちろん、息子君の体調は心配しますし
夜中の水分補給や、起き出したときになだめる看病はしました。

でも、
■下痢や嘔吐の処理を母がやってくれたこと
■「自分ひとりでやらなくては」
という精神的負担がないこと

が、こんなに楽だとは思いませんでした。

そして、気が付きました。

世の中の父親は、
やはり子育ての一番大変なところを実感できていないだろうな、と。

子育てで大変だと思うこと

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我が家の息子君は6歳。
この春小学校入学です。

まだたった6年間しか子育てをしていないので
偉そうなことは言えませんが
この6年間、子育てで大変だなぁと思ったことは
こどもの病気
です。

特に大変だと感じたのは以下の4点です。

0歳〜2歳くらいまでの、通勤ラッシュの中、東京までの通院(持病の健診とリハビリのため)

ベビーカーと抱っこ紐で月2回、ギュウギュウの埼京線に乗って
通院とリハビリに通いました。
泣いたりぐずったり、乗客から迷惑がられたり心身共に消耗しました。

過去8回のけいれん。

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毎回死んじゃうんじゃないかと生きた心地がしませんでした

基本的にはけいれんは命に関わらないと言われていますが、長引くと重篤な後遺症が残ることもあります。

けいれん後は、こんこんと眠りますし、
薬の影響で呼吸も乱れがちになります。

息子君が目覚めるまでの数時間、
救急のベット脇の固い椅子で息を殺して待つ時間は
生きた心地がしませんでした。

1歳半の時に40℃の熱が3日下がらなかったとき

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息子君とともに3日3晩不眠不休です。
脇や腿の付け根に保冷剤を当て、冷やし続けました。
自分の身体のことが気にならないほど必死に看病しました。

4歳で初めてかかった中耳炎、夜中にあまりの痛みに絶叫し続けた時

中耳炎、私はかかったことがありませんが、地獄の痛みらしいですね。
親子ともに初の中耳炎。
「こんなに、痛がるんだ!」
と思うほど息子君は絶叫し暴れ、もだえ苦しんでいました。
あんなに痛がることを知った今では、落ち着いて行動できそうですが
初めて目の当たりにしたあの時はかなり驚き慌てました。

ひとりでこどもの病気を抱える大変さ

我が家の息子くんは、赤ちゃんの頃から持病がありましたので
旦那氏も自然、病気に関わることが多かったです。

夜中に一緒に救急車に乗って病院に行き、
救急で息子君の意識の回復を待ったり

日中病気を発症したときは、
一緒になって休日診療に行ったり

一度や二度ではなく、不安や大変さを共有してきました。

ただ、一緒にいる時間が長いのはやはり母親。

パパと二人の時に病気になることはないので、何かある時は必ず私がいました。

なので、旦那氏は
「自分がなんとかしなければならないシチュエーション」
を経験したことはありません。

それはきっと世の中の多くのパパ達も同じだと思います。

母親には病気の時、
自分がなんとかしなければいけない」
という、プレッシャー
がついてまわります。

そして、不眠不休の看病は物理的に体力を消耗させます。

こどもが複数人いたら、連鎖的に病気がうつり
1週間も2週間も看病がつづくこともあります。

母親は不眠不休ですが
父親はグースカ寝ることができます

子育てで1番大変な面を、身を持って体験することができない事が
父親と母親の意識の差を生じさせるのではないかなぁと思いました。

さいごに

今回、測らずも

「こどもが病気の時の父親的立ち位置」

に立つことができ、
こりゃ。楽だ!と気がついてしまいました。

男の人は外に出て働いているので、
「母親の担うこと全てへの理解」
を求めるのは酷なのでしょうけど。
 
それに今は積極的に子供に関わるパパが多いので
子育てしやすい世の中ではあるのかな、とも思います。

昔みたいに一切子育てに関与しないでいると
子供の大変さが分からず
一人で生きてきたような顔をして
子供に暴言を吐くようなじいさんになってしまうのだろうなと思いました。
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