少し前に
「料理のその手間、いりません〜台所の呪いを解く方法」
という本の著者である柳澤英子先生が、世界一受けたい授業に出演して話題になりました。
放送内容は、
昔から料理において当然とされてきた手間を呪いと例え、それらを不要とバッサリ切るものでした。
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たとえば、カレーを作るときに玉ねぎを飴色になるまで炒める→不要、冷たい鍋に材料を入れて火にかけるで良しとか。
唐揚げはたっぷりの高温の油でカラッと揚げる→不要、冷たい鍋に少量の油と肉を並べ入れ火にかけ油を回しかけながら揚げる、とか。
パスタをたっぷりのお湯で茹でる→不要、1つの鍋でパスタ茹でとソースつくりを一緒に、とか。
手を抜くのではなく、手間を抜くことが重要なんだそうです。
ただでさえ「産めよ働けいつまでも綺麗でいろ」と、様々な呪いにかけられている女性を、台所の呪いから解放してくれる料理の新常識が学べるといった内容。
しかし、ズボラ家事(特に料理)を、モットーとする私。
カレーはもともと全ての材料を鍋に入れて煮るし、揚げ物はめったにしないし、パスタはレンチン。
まずもって台所の呪いを自ら解くのは得意技です。
そして最近、またもや台所の呪いを1つ解いてしまいました。
カツサンドの呪いを解く
それは、
カツサンド、キャベツ千切りの呪い
カツサンド、美味しいですがキャベツの千切り、面倒くさいですよね。
お店みたいに細く切れないし、まな板と包丁という洗い物が出るし。
それが先日、休みの日に子供らと公園に行き、昼ご飯が遅れた際
「もう面倒くさいからキャベツそのままカツサンドにはさんだれ!」
と適当に千切って挟んでみました。
それが、意外と美味しかったんですよね。
写真はこちら。
うわ!雑!これが主婦のつくるシロモノか!
とお思いでしょうが、まぁ聞いてください。
挟んでいるのは、冷凍のソースカツとコロッケ。
作り方は
半分に切ってトーストしたパンにマヨネーズを絞って、千切ったキャベツとカツ・コロッケをのせて、しっかり抑えて食べるのみ!
カツ・コロッケは予め冷蔵庫で自然解凍しておいて、パンと一緒にトースターで焼くと手間が省けます。
キャベツのバリバリした歯ごたえと、みずみずしさが新鮮な「カツサンド」ならぬ「ザツサンド」です。
さいごに
千切りだろうと、そのままだろうとキャベツはキャベツですし問題ない。
むしろ、美味しかったです。
見た目にとらわれないことは、料理の呪いを解く簡単な魔法だと思います。
しかしまぁ、いつもそれでは逆に食卓が殺伐とした呪いにかかってしまいそう。
料理の美味しさには見た目が一役かっていることも確かなわけで。
見た目残念の魔法は程々に、一人のときか、のっぴきならないときに使おうと思います。
★本家のありがたい本はこちら★
料理のその手間、いりません: 台所の呪いを解く方法 (実用単行本)
- 作者: 柳澤英子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/10/26
- メディア: 単行本
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