こころもちろん〜たるをしる

食べることと整理収納が趣味のHSP気味の面倒くさがり屋です。時々、筋疾患持ち息子君とのゆるりとした日常も綴ります。

スポンサーリンク

ふるさと納税のワンストップ特例申請し忘れ!所得税0円の場合戻ってくるのか!?

ふるさと納税、素敵ですよね。

 

自己負担金2000円で、他の自治体の名産品を堪能できるので、節約としても、プチ贅沢としても、どちらとしても利用できます。

 

たいていの給与所得者であればワンストップ特例申請を利用すれば、税金の還付も簡単に受けられます。

 

ワンストップ特例申請をし忘れたら

しかし、このワンストップ特例申請、忘れてしまったら、どうでしょう。

 

慌てなくとも、大丈夫。

 

確定申告期限内なら、確定申告すれば所得税の還付が受けられます。

 

確定申告の期限が過ぎてしまっても

「更正の請求」

ということをすると、所得税からの還付が受けられます。

 

そう、所得税からの還付。

 

では、所得税が0円の場合はどうでしょう。

 

そんなこと、ありえるのか。

ありえます。

 

住宅ローン控除を利用していた時に起こりえます。

 

我が家の場合、これでかなり焦りました。

 

ネットで検索しても情報が出てこないのです。

 

そんな我が家の

「ワンストップ特例申請し忘れ、所得税0円だったから更正の請求が出来ない事件」をご紹介します。

 

スポンサーリンク

 

ワンストップ特例申請書送り忘れ事件発覚

 

ある日、書類ファイルの中から、未記入のワンストップ特例申請書が出てきました。

しかも前年度分です。

 

はて?なぜこれがここに?

 

 

コロナ禍ですっかり申請書の提出を忘れていたようです。

 

やっちまった!

 

と思いつつも、まあなんとかなるだろうとネットで対処法を調べてみました。

 

すると

「更正の請求をすれば問題ない」

とのことでした。

 

更正の請求けっこう難しいです

 

確定申告は何度もやったことがあるので、更正の請求も簡単にできると思っていました。

 

しかしやってみると、これがなかなか難儀でした。

 

やり方としては、

 

国税庁のホームページからフォーマットを印刷し自分で記入し送付する方法

 

国税庁の確定申告書作成コーナー(web)で、更生の請求書、修正申告書を作成する方法。

 

ここで必須なのが修正する年度の

確定申告書の控えか、源泉徴収票です。

 

たたでさえどこに何を入力して良いかわからないのに、これがないと各項目の金額が分からずお手上げです。

 

はじめ、手元に市県民税の決定通知書しかなかったのですが、これではできません。

 

 

さて早速ですが、私は更正の請求を確定申告書コーナーからやってみました。

 

なんとか入力してみたのですが、次に進もうとすると、

「税額が0円の場合できません」

のような文言が。

 

確かに、前年度払った所得税は0円でした。

 

住宅ローン控除の利用し始めなので、ローン残高が多く、控除される金額が

大きかったのです。

 

さて、どうしたものか。

 

とりあえず、管轄の税務署の、相談窓口に問い合わせてみることにしました。

 

所得税額が0円の場合、更正の請求はできない

税務署に事情を説明すると、帰ってきた返答は

 

所得税額が0円の場合、更正の請求はできない

 

とのこと。

そ、そんな、殺生な・・・

 

原資がないものは、返せない、とのことです。

 

びっくりして

 

「いやいや、でも、ワンストップ特例申請書を提出すると、住民税から控除されますよね・・・?原資はあるはずでは?」

と聞くと。

 

所得税と市県民税は別なので、税務署では答えられない。お住まいの自治体の担当の課に相談してください」

 

とのことでした。

 

なるほど、お役所的です。

 

次に、居住地の税務課に問い合わせました。

一通り事情を説明すると、名前と生年月日を聞かれ

「つまり、ワンストップ特例を、適用したいとのことですね?」

とまとめられました。

 

「はいそうです」

 

と答えると、

「必要書類を送ります。」

 

とのことでした。

 

スポンサーリンク

 

書類が送られてこないので市役所に出向く 

 

さて、書類が送られてきません。

2ヶ月くらい経ってもこないので、市役所に出向きました。

市県民税課で確認すると、書類を送った形跡がないとのこと。

 

さらには市役所では市県民税課で還付の手続きはできるが、

寄付金控除を利用すると課税所得が変わってくるので

「0円の確定申告」

をしてほしいとのこと。

 

それでも税務署に難色を示されたらもう一度市役所に来てください、と。

 

むむ、たらい回し。

 

でも、言ってることはもっともなので、再度税務署に行くことに。

 

再度税務署にて0円確定申告をする

 

「税務署で聞きながらやろうっと」

という軽い気持ちでしたが、コロナの関係で、予約なしの確定申告相談ができませんでした。

 

ただ、窓口で対応してくださった女性が頭脳明晰かつ親切で、分かりやすく説明してくれた為、自分で税務署のパソコンを利用し作成することができました。

 

その場で提出したかったのですが、

◎寄付金受領書忘れ

◎夫のマイナンバー分からない

の2点のため、自宅に戻り郵送で提出しました。

 

0円確定申告をしその後どうなったか

 

さて0円確定申告はしたものの、2ヶ月半経ってもなんのリアクションもありません。

業を煮やし市役所へ問い合わせてみました。

 

すると、下記のような返答が。

確定申告提出から2ヶ月くらいの時点で、役所にて受付データを入力をしている履歴あり。

 

来月頭に、税金が変更になった通知を送る予定。

還付金に関してはさらに一ヶ月か2ヶ月遅れて通知が行くと思う、とのことでした。

 

説明の通りほどなく

税額変更通知書

が届き、それからひと月もしないうちに

過誤納金還付通知書

納金兼口座振込依頼書

が届きました。

 

振込依頼書に記入をし返送すると、翌月頭に

過誤納金通知書

が届き、その月の末に入金がありました。

 

スポンサーリンク

 

さいごに 

いや、長かった!

ワンストップ特例申請書の提出し忘れ発覚から約一年かけて、やっと返金してもらえました(なかなか手続きが出来ないこともあり)。

 

話が長くなりましたが、まとめると

 

ワンストップ特例申請書を提出し忘れたら、更正の請求をすることにより所得税から税金が還付される

 

ただし、その年度の所得税が0円の場合は所得税からの還付はできない→更正の請求はできない!

 

住民税からの還付になるが、税額が変わるので0円で確定申告をすること。

 

還付されるたのは確定申告用紙提出から、約5ヶ月後でした。

 

ということです。

 

同じふるさと納税なのに、住民税・所得税と管轄が違うのでややこしいんですね。

 

すっかりふるさと納税恐怖症になっていましたが、流れさえ分かってしまえば怖いものなしです。

 

そろそろふるさと納税再開しようと思います。

 

ふるさと納税再開しました★

 

www.cocoromochiron.com

 

 

 

 

スポンサーリンク