こころもちろん

ミニマリスト志望のアラフォーママです。趣味は整理収納と美味しいものを食べること。ちょっと役立つ情報を紹介していけたらと思います。また筋疾患のある息子君とのゆるりとした日常も更新していきます。

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泣かない赤ちゃんはいないよ〜WEラブ赤ちゃんプロジェクト

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「WEラブ赤ちゃん」プロジェクト、というものを最近知りました。

エッセイスト紫原明子さんの呼びかけにより、ウーマンエキサイトが2016年5月5日に発足し、社会全体で赤ちゃんに愛を向けるプロジェクト。


公共の場で、ギャーっと泣き止まない赤ちゃんに「焦らなくても、大丈夫! その泣き声、わたしは気にしませんよ」という意思表示をして、パパやママの気持ちが少しでも楽になるよう、上の画像のような可愛いステッカーも作ったそうです。

 

今でこそ「うんうん、赤ちゃん泣いてオッケー!むしろ泣くのが可愛い♡」
と思える私ですが、息子君が0歳の頃は泣きに対して周りの反応にビクビクしていました。

 

息子君には、前回の記事でも書いた通り先天性ミオパチーという持病があり、定期的に東京の病院に通っていた為、電車や病院で非常に気を遣いました。

 

cocoromochiron.hatenablog.com

 

 

中でも忘れられないエピソードがあります。


1歳半で一週間の検査入院をした時の話。

 

小さい子供の入院は、親も子もヘトヘトになります。
まだ右も左も分からない程小さいのに、検査の為に絶食もするし、一日中点滴をつけていなくてはなりません。


子供の血管は細いためルートを取るのが大変なのですが、息子君はさらに筋肉がフニャフニャな為ルートが取りづらいらしく30分くらいやってもだめなときもありました。

看護師さんふたりに羽交い締めにされ、30分針を向けられる。恐怖です。

 

また、CTやMRIのような大きくてわけのわからない機械に入らなくてはいけません。
MRIはガンガン大きな音もします。

 

1歳半ですが知能発達の遅れもあり、赤ん坊に毛が生えたようなその時の息子君は、訳も分からず怖いことをされひたすら泣いていました。


私にできることは、ただ出来る限り側にいて抱いている事でした。

 

そして5日目くらいのことだったでしょうか。


眼科の外来で検査をすることになりました。


他の検査は予約時間に行って、息子君一人で受けられましたが、外来には大勢の患者さんがいます。


なかなか順番もこず、息子君はギャーギャーと大きな声で泣き出しました。
入院生活で過敏になっている息子君、なだめてもあやしても泣き止まず、焦る私。

 

すると、近くにいたおじいさんが自分の目の前の、大人しい赤ちゃんに向かって大声でこういいました。
「大人しくて、いい子だ!立派な大人になるぞ。だいたい小さい頃から泣いてばかりの奴は、ろくな大人にならないからな!」


目の前の赤ん坊に伝えるには、大きすぎる声のボリューム…。


その子に言っているようで、明らかに我々に言っていました。
おじいさんの大声を聞いて、周りにも微妙な空気が流れます。

 

周りに迷惑をかけている自覚はありましたが、まさかそんな事を言われるとは思っていなかったので、重い石を頭にガンッと叩きつけられたようなショックを受けました。


一週間辛い検査を頑張った息子君に対する侮辱にも思えました。
悔しさと怒りと悲しさと、色んな感情がごちゃまぜになり、その時はおじいさんを睨みつけることしかできませんでした。

 

退院してからも、ずっと心に引っかかっていて、ある時信頼しているママ友に漏らした時にこう言われました。

 

「おじいちゃん、特にその世代の父親は育児に参加していない人が多いから、赤ちゃんがどんなものか分からないんだよね。」

 

丁寧な言葉で、すっと受け入れることができました。

 

あれから4年が過ぎ、息子君の泣きにも慣れすぎるほど慣れました。
保育園の年少クラスでは、一年間ほぼ毎朝泣いて暴れましたし、5歳になる今でも、あの時とは違った意味でまたよく泣きます。

 

今ならばあの時のように嫌味を言われても、さほど気にすることはないと思います。
でもあの時は、やっぱり一人でもいいから味方をして欲しかった。


じゃあ今の私が、そこにいてあの時の息子君と私に声をかけるとしたらどんな言葉をかけるだろう。


そう考えたらやっぱり、出て来る言葉はこうでした。

 

「泣いてもいいんだよ。大丈夫。」

 

おとなしい子だけいい子って、言わないで。
大人しくたって、泣いてたって、みんないい子だよ。

 

人間の体が食べたものでできているように、人間の心も、周りから受けた思いやりや、または心無い言葉だったりを受けてつくられていくと思うのです。

 

こどもは未来です。

 

未来が優しさに溢れるように、子どもたちには微笑みを向けていきたいと思っています。

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