岐阜の栗きんとんには、長年憧れていました。
美味しいとは聞くものの、なかなか目にすることがなく買えない。
旦那氏の実家が岐阜寄りの愛知県なので、岐阜のイオンに行った際に探すのですがないのです。
銘菓なのに!?何故??
私の中で幻のお菓子となっていました。
今回やっと謎が解けたのですが、岐阜の栗きんとんは秋限定のお菓子なのですね。
製造されるのは、だいたい9月から12月くらいまで。
お店によっては2月くらいまで販売しているみたいですが、イオンにはそうそうおいてないのでしょう。
それが、先月生協の宅配で発見しました。
こちら
恵那清月堂さんの栗きんとんです。
岐阜県恵那市は、先日最終回を迎えたNHKの朝ドラ「半分、青い」の舞台ですね。
ドラマの中でも、栗きんとんは出てきたようです(私は後半からしか見てないので、そのシーン見てません(*_*)
岐阜の栗きんとんは有名で、人気店、銘店というものもあるようですが色々な和菓子屋で作っていて、お店ごとに味や食感が微妙に異なるんだとか。
でも特徴があって、基本の形は同じ。
おせち料理に入っているような黄色くてクリームみたいになっているタイプではなく、茶巾でしぼったコロンとした形です。
こんな感じ。
クリームタイプしか食べたことがなかったので、食感と味にいい意味で期待を裏切られました。
かなり固め。しっかりしてます。
かじるとホロホロと崩れます。
余計なつなぎが入ってないからだと思います。
でも口の中では、モソモソするのではなくしっとりと解けていきます。
味は、栗以上お菓子以下の優しい甘さ。
鼻からふわんと栗の風味が抜けていきます。
わたし的には最近食べたものの中ではかなりのヒット。
6個で¥1280なので、ひとつ200円くらい。
改めて考えると高いな!
でもそのお金を出すだけの価値はあります。
手土産にも最適です。
生協の宅配でまた販売するようなので、先取り注文してしまいました。
こういうものを食べて生きていきたいな、と思える優しい、素材を活かした銘菓でした。